歯科検診へ行ったとき、
歯科医師が歯科助手に 「〇番がC2、〇番がC1」など 耳にされたことはないですか? なんとなく聞き逃してたアレは どういう意味なのか解説します! Cとは…caries(カリエス)の略で う蝕のことを指します。 う蝕とは簡単にいうと虫歯のことで 私たちが食べたり飲んだりした糖分を餌にして、 口の中にいる細菌が作り出した酸によって、 歯質(エナメル質と象牙質)が溶けた状態のことをいいます C1…痛みはない状態 治療:経過観察か、感染した部分だけ削って詰め物をします。 C2…象牙質へう蝕が達して、痛みを感じる状態 治療:細菌の入った病巣部を削り、欠損部分に 金属やセラミックなどの人工材料を被せる C3…象牙質の内部である歯髄にまで細菌が感染し、強い痛みが出る 治療:痛みや細菌感染を起こしている歯髄を取り除く。 C4…エナメル質と象牙質が溶けて歯根だけになった状態 歯内治療で保存ができない場合は「抜歯」を行います。 歯科検診でCと聞こえたら、 早めに歯科医院へ行くようにしましょう