歯ぎしり・食いしばり
歯ぎしりは保険で治療が可能です
歯ぎしり、食いしばりは一般名ですが、専門的にはブラキシズムと言います。ブラキシズムには他にタッピング、TCH(歯牙接触癖)などがあります。
よく「人に指摘されたことがないから自分は歯ぎしりをしていない」とおっしゃる方がおられますが、上記のうち音がするケースの方がむしろ少ないようです。
それぞれ歯に対する影響の出方に違いはありますが、よくある兆候としては、「歯が削れて短くなる」、「歯周病が進みやすくなる」など「百害あって一利なし」です。
保険が効きますからまずは診断してもらって自覚するところから始めましょう。
歯ぎしりや食いしばりの影響
- 歯が削れて短くなる
- 詰め物・被せ物がよく外れる、壊れる
- 知覚過敏になりやすくなる
- 舌側の骨が盛り上がってくる
- 歯周病が進みやすくなる
- 歯が欠ける、割れる、折れる
- 歯と歯の間に隙間が生じてくる
- 顎関節症になる
- 出っ歯になる
いびきについて
マウスピースによる睡眠障害改善
睡眠時無呼吸症候群の治療法としてのマウスピースがあります。
このマウスピースの働きは下顎を前方に位置付けることによって舌の付け根が喉の奥に垂れていびきを発生させたり、気道を塞いだりするのを防ぐ効果があります。
もちろん保険で作れますが、睡眠外来で検査してもらい、依頼状(紹介状)を持参していただく必要があります。
睡眠時無呼吸の治療法としては他にCPAPがありますが、人によっては「CPAPより楽」という意見もあります。
スポーツ用マウスガード
更なるパフォーマンス向上へ
コンタクト系スポーツはもちろんのこと、ノンコンタクト系のスポーツアスリートもパフォーマンスを発揮するためにマウスガードを用いることで体の剛性を高めたり、脳への振動を抑える働きがあります。
特にコンタクト系スポーツでは口腔内の外傷予防に非常に有効です。
アメリカンフットボールやボクシングの完全義務化を始め、その他のスポーツでも一部義務化の動きが出てきています。
しかし最新の知見では、過去に常識として言われていたような噛みしめによって最大筋力が高まるというようなことはないようです。
スポーツ用マウスガードは保険適用外となります。
スポーツ用マウスガード料金
マウスピース | 15,000円 |
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